何が原因で資金繰りが苦しくなっているのでしょうか?
主な原因としては売上が減少している時、増加している時です
売上が減少している時に資金繰りが厳しくなるのは分かります
しかし、売り上げが増加している時も資金繰りは厳しくなります
それは大量に商品を作るために、多くの部品を他社から購入する必要があるからです。
法人設立後に多くの社長がつまずく原因がこの大量受注の時です
会社を軌道に乗せたいと思っている時に大量注文を受ければ、すぐ飛びついてしまいたくなります
その衝動を抑えて資金繰りが問題なく可能か、考えなければいけません。安易に受注してしまい、その後に資金の問題に気づいても遅いのです
資金が無いので受注を取り消したいと話せば、当然会社の信用は無くなります。無理に続けても倒産の危機が迫ってきます
利益を得るのは大切ですが、それ以上に手元資金がいくら残っているかが重要なのです
また、商品の過剰在庫も資金を圧迫します
売れない商品をいつまでも在庫として抱えていると、それはいつまで経っても資金になりません
原価を割ってでも売れるうちに資金にしておいた方が良いでしょう
なぜ会社から資金が減っていくのか、何が負担になっているのか把握しましょう
そしてそれを改善する方法を実行すれば倒産する確率を大幅に減らせます
万が一の場合にお金を借りられるように、家族や親戚に話をしておくのもいいかもしれません
不足の事態などあってはならないのですが、何が起きるか分からないのも事実です
緊急時の保険となる対応策を探しておくのも良いです
会社が倒産しないよう、資金繰りが苦しくなる原因は早めに解消しましょう。
