李永鍋(リヨンファ)コラム正直に誠意を持って債権者と向き合うことが大事 最近は、任意売却やリースバック、事業再生、第二会社方式、再生M&Aなどの言葉も浸透してきました。言葉そのものや、手続きにはさほど大きな意味はありません。依頼者は自分の要望が叶うかが大事です。「借金の悩み」が消えると言うことです。借金が消える... 2024.08.05李永鍋(リヨンファ)コラム
廃業私的整理で注意すべきこと (1) 衡平性民事再生や会社更生のような法的整理では、債権者については平等に取り扱わなければならないとされております(民事再生法155条1項本文、会社更生法168条1項本文参照)。実体法上同じ性質の権利について不平等な扱いをすることは、債権... 2024.08.04廃業
事業再生第二会社方式 第二会社方式が、私的整理の一環として、全ての金融機関等の同意の下で行われば問題はありません。1 債務者は第二会社において事業再生できます。2 金融機関は事業譲渡・会社分割の対価によって債権回収を果たせます。3 取引先は、そのまま取引きを継続... 2024.08.02事業再生第二会社
任意売却私的整理にも種類がある 私的整理は、メリットがある反面、手続の公平性や透明性を確保することが難しく、債権者の信頼を得られない場合があります。債権者の信頼や理解が得られず、私的整理が進まないことがあります。 この私的整理のデメリットを補うべく、私的整理を行うにあたっ... 2024.08.01任意売却廃業
事業再生人件費の削減 (1) 整理解雇経営者としては、現状のままでは事業を継続することが困難な場合に、従業員の解雇も検討しなければなりません。解雇のうち、経営不振による 合理化など、経営上の理由に伴う人員整理のことを整理解雇といいます。整理解雇を行うためには、①... 2024.07.30事業再生
資金繰り空リース・多重リース 短期的な資金調達の手段として、物件が存在しないのに、偽装してリース取引をしてリース会社から得た資金を資金繰りに用いたり (空リース)1つの物件で複数のリース会社とリース取引をして、得た資金のうち、物件の売主への支払金を超える金額を資金繰りに... 2024.07.29資金繰り
廃業業績悪化から 倒産に至る過程 リスケや倒産に追い込まれる会社に共通する特徴は「借入金が多い」という点です。今も昔も、倒産するのは借金の多い会社です。借金が増える主な理由は赤字が続くことです。要するに「赤字で借金が膨らんだ会社が倒産する」ということです。赤字が倒産の原因で... 2024.07.27廃業資金繰り
資金繰り短期的な資金繰りを改善する 「粉飾決算等はしない 」(1) 短期的な資金調達の手段として、粉飾決算をした決算書を見せて金融機関から融資を受け ることは、絶対にすべきではありません。会社が粉飾決算をしていなければ、金融機関は融資をしなかったわけですから、会社が粉飾決算を... 2024.07.26資金繰り
リースバックリースバックのデメリット リースバックはメリットがある一方で以下のようなデメリットもあります。①売却価格が市場価格よりも安くなるリースバックは、基本的に自宅の売却価格が市場価格よりも安くなります。市場価格よりも安くなる理由は、リースバック運営会社が売主(借主)の家賃... 2024.07.25リースバック
事業再生債務弁済の優先順位 資金繰りが苦しくなった場合、弁済の優先順位に注意してください。金融機関に世話になった、金融機関から助言をもらっていた、今後融資を受けられることを期待して、金融機関からの借入金弁済を優先するケースを見かけます。まず、税金や社会保険料は、滞納す... 2024.07.23事業再生社会保険滞納