借金が10倍になったからといって、辛さが10倍になるような事はないです。基本的にそのような事はあり得ません。
金額によってプレッシャーが大きくなるような事はあり得ません。（多少の誤差）
借金が返せなくなった時点で、
200万円の借金も2億円の借金も
精神的なプレッシャーは同じくらいです。
200万円の借金が返せない人と、2億円の借金が返せない人の精神的なプレッシャーはあまり変わりません。
「今月返済ができない どうしよう…」という気持ちに、金額は全く関係ありません。
借金が2億円だからといって、200万円の借金を抱えた人に比べて、100倍苦しんでいるかというとそんな事はありません。
借金のプレッシャーは単に金額だけでみることはできません。
相談者から「ウチよりも大変な会社はありますか？」と聞かれる事がよくあります。
長く事業を営んでいる相談者の多くは
多額の負債を抱えている場合が殆どです。
「自分の会社が一番ひどいと思っていた」と
かなり悲観的に思い込む傾向があります。
ただ、決算書を見て現状を確認すると
最悪な状態というのは殆どなく
解決策・選択肢が残されているケースもあります。
「ウチが最悪だ」と思い込んでる方は、基本的に他の事例を知らないだけです。
「ウチよりも大変な会社はありますか？」
と聞かれた時に「社長と同業の方が2億円の負債を抱えてます今でも普通に事業を継続してますから、社長もまだまだ大丈夫ですよ」
ご相談に来られた方よりも、大きい負債を抱えている方の事例をお伝えしてあげると
「ウチなんか1億程度ですから、まだまだですね」等といった感じで安心されるようです。
安心してくれるのであれば、何よりです。
まとめ
借金のプレッシャーは金額とは無関係。
プレッシャーが無いからと言って借金が無くなる訳でない
借りたものは返すが前提
返せないときの誠意や方法が大事
