融資提出資料の考え方
ポイント
・銀行員が「なぜ資料提出を求めているか」を理解する
・経理財務担当者等は「資料の出しすぎに注意」
・虚偽記載は厳禁。後日、根拠資料提出を求められる
資料の重要性
融資を申し込むと銀行の担当者から、資料の提出を求められるます。銀行の担当者としては、融資を出したいのですが、 稟議を通すためには行内説明が必要なため、資料の提出を求めるものです。
融資の決裁が下りるかは、その提出資料にかかってきます。しっかり対応するようにしましょう。
一方で、銀行提出資料は、なんでもかんでも言われたとおりに対応していると、「次はアレを出せ」 「次はコレを出せ」と要求がエスカレートしてくる場合があるので、過剰にならないよう注意してください。
大事なことは、銀行員の要望をよく聞いて、「本当に必要なものだけをきちんと提出すること」です。余計なものは出さない。真面目な経理の方は「資料の出しすぎ」に注意してください。
なお、提出した資料の根拠を求められることもありますので、 資料に嘘を書くことは厳禁です。根拠の提出を求められたのに、 それを提出できないと、銀行に“信用できない企業”とのレッテルを貼られ、 今後一切融資を実行してもらえないこともあります。
