銀行からお金をかりるには資金使途と返済財源を明らかにしないといけません
いくらいるのか (借りれるだけとかダメ)
何に使うのか
どうやって返すのか
資金の使い途を明確にし返済する財源が十分にあることを根拠だてて説明しないと銀行はお金を貸してくれません
『資金使途と返済財源』を難しく考えすぎてうまく説明できない経営者が多いです‼
使ったお金が、より大きなお金を生み出すことをわかりやすく説明すればよいだけのことなのです
例をあげて、説明のコツを紹介しましょう
物を仕入れるためにお金を借りる
それが売れて売掛金となり
入金の過程を具体的にしてください
『100万円を借りて商品Aを買います
1か月後に、130万円で売れます
入金は、さらにその1ヶ月後になります
余裕をみて3カ月後には確実に借入金を返済できます
商品Aは人気商品で売れ残ることはありません
念のために商品Aのいままでの売上実績をお見せしましょう』
とてもわかりやすいです
設備の場合
『あらたに店舗を出店します
内装と保証金で、1,000万円がかかります
売上が年間3,000万円で、税引き後営業利益の合計は、年間300万円の予定です
すなわち、毎年300万円の現金があらたに生み出されます
したがって、借入金は4年で返済できます
他の店舗の過去の営業実績から判断して
この売上目標は、無理なく実現できます』
お金の流れを物語風にわかりやすく伝えることです
借りたお金が、在庫や設備になり具体的にどれだけのお金を生み出すかひとつの物語として描くのです
過去の実績からしてその物語に問題がないことも根拠づけます
根拠資料は、物語を強化する役割を負っています。
銀行に大丈夫だと思ってもらうには貸したお金が貸した以上のお金を生み出す根拠を明らかにすることが大切です
金の流れの物語こそが、銀行が求める『資金使途と返済財源』です (嘘はダメです)
