資金繰りで悩んだら、誰に相談すればいいのか?

資金繰り

資金繰りで悩んだら、誰に相談すればいいのか?

・税理士(会計士)

・弁護士

・司法書士

・コンサルタント

・取引先

・取引銀行

・家族・親族

・公的機関(中小企業再生支援協議会等)

相談先の特徴 メリット デメリット

税理士・会計士

財務会計の専門家

・顧問税理士・会計士であれば、会社の財務会計を最も把握できる立場にある。

・事業再生にくわしい場合は、強い味方になってくれる。

・顧問税理士でも、再生にくわしくない場合は解決しない。

・債権者と交渉代理権がなく、法的手続の代理権限もない。

・法的知識が不足すると、対応を誤ることもある。

弁護士 法律の専門家

法的代理権限について独占的資格・法律関係については精通している。

・債権者との交渉代理権限、法的手続代理権限を持つ。

・資金繰り・財務にも、くわしい場合は心強い。

・事業再生にくわしくない場合は、相談できない。

・資金繰り・財務の知識がない場合は解決しない。

コンサルタント

多種多様、専門分野が多い。

・財務会計や法律以外の専門を持つ場合がある。

・収益改善についてアドバイスが出来る場合がある。

・債権者との交渉代理権がない。

・法的手続の代理権限もない。

・法的知識が欠ける場合、対応を誤ることもある。

・無資格で、不正行為を行う者に用心する。

取引先・同業者

専門家ではない。利害関係がある。

・支払や融資など、協力してくれることもある。

・スポンサーとなってくれることもある

・情報が漏れて信用不安が広がることもある。

・法的知識・会計知識がない場合がある。

・利害が対立するので会社を追い込むことがある。

取引銀行

会社の財務状況を知りうる。利害関係が対立する。

・リスケなどの協力をしてくれることもある。

・主導して再生に協力してくれることもある。

・融資やリスケを拒否する可能性がある。

・預金を凍結する可能性がある。

家族

一蓮托生。

・精神的な支えになる。

・資金援助してれることがある。

・経営を手伝ってくれることもある。

・再生・税務・会計の専門家ではない。

・自己保身の為に、再生を妨げる行動に出ることがある。

公的機関(中小企業再生支援協議会等)

中立・公平の立場

・中立公平な立場で、銀行や債権者の協力を得やすい。

・手続を透明化できる。

・中立の為、会社の立場で再生できない場合もある。

・対応スピードが遅い。

・お役所的立ち回り

それぞれの特徴をみて、「納得がいくまで」、「複数に」、相談するのもいいです。

言うことが、まちまちで混乱することもあります。

まず1番守りたいものを把握すること

全ては守れない

勇気を出して1つづつ削る

開き直ってゆとりをもつことも大事

債権者にも都合がある

債権者にも思いやりを

放置しない

できる事はする

お問合せ
0120-777-123
https://arc-ma.jp/

アーク司法書士法人 代表社員 李永鍋

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