グループ関連図でグループ会社間の資金流出を可視化

李永鍋(リヨンファ)コラム

「グループ関連図」

銀行の懸念を払拭するために提出します。

ポイント

・経営者やグループ会社同士の取引が複雑な場合、銀行は融資金がどこに流れているか確認する

・銀行の確認用にグループ関連図の提出が有効

グループ間の関係が複雑な会社に銀行は警戒

グループ関連図とは、経営者やグループ会社同士の取引を図にしたものです。

グループ間の関係が複雑で相互に資金を融通し合っている場合、金融機関に警戒されます。

金融機関は経営者やグループ会社との「連結」で与信を判断するからです。

例えばグループ会社への貸付があると、「その貸付金を回収できるか」ということが重要なポイントになります。

そこで、グループ関連図を作成します。実際に作成するには大変ですが、銀行としても、どこにお金が流れていて、 そのお金が返ってくるのかといったことは、図で見ないとよくわかりません。

グループ関連図に定型のフォームはありません。

最新の決算書からBSの数値とPLの数値を記入します。 図の中には金融機関を記載します。

出資(割合)、借入、貸付、役員報酬、家賃地代など

を記載すればいいです。

お問合せ
0120-777-123
https://arc-ma.jp/

アーク司法書士法人 代表社員 李永鍋

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