第二会社を使った事業再生、事業承継を進める手順や具体的なスキームは、各会社の状況で大きく異なります。
- 財務内容(債務超過の有無)
- 事業内容(今後の成長性)
- 金融機関と取引状況(延滞の有無、保証協会付)
- 借入残高(譲渡価格との比較)
- 担保、担保不動産、保証人の状況
- 商品と販売の状況
- 今後の事業継続可能性と収支改善の見込
- 経営体制と株主体制 など
事実を把握するところから第二会社方式の事業再生へのスタートは始まります。
①個別相談
どういう方法、進め方があるか、注意点などをその場でお伝えさせていただきます。
②事前診断の申込
最初に行うのが「事前診断」です。
ここで、会社や保証人の現在の状況を把握し、書面で具体的な進め方やこの後の費用についてご説明、ご提示します。
③コンサルティングお申し込みと開始
お申し込み後、第二会社で事業を承継、継続するための取り組みを開始します。
売掛や買掛金の処理、貸付金や子会社への出資金の処理、不動産などの保全、税金対応、金融機関への説明、従業員への対応、そして、第二会社で売上を確保、利益を生み出すか黒字がでるのか確認、現在の会社の資産や負債の処理、連帯保証人の資産をどう守るかにも取り組んでいただきます。
