事業再生

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倒産回避は無理をしない

私が依頼を受けた会社では、金融機関に対してリスケの申入れをしてしまうと、二度と借入れができなくなり、その後 に支障を来すと思い込んで、リスケの申入れをすべきであるにもかかわらず、頑なにリスケを拒んだ方もいました。金融機関にリスケの申入をせず...
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連帯保証人の意味

ポイント「経営者への責任」「融資を受ける会社の信用力の補完」経営者保証の目的は大きく2つ中小企業向け融資では、必ず代表取締役に保証人になってもらっていました。その目的は下記の2つです。1 経営者への責任2 融資を受ける会社の信用力の補完1 ...
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事業がうまくいかないときに取る方法は?

大きく以下の4つに分類できます。自力再生自力再生は債権放棄や第三者からの資金援助を受けずに自力で再生を目指す方法です。不採算事業からの撤退や経営革新等によって、今後の収益の中から債務を返済して再生の道を探っていきます。金融支援による再生金融...
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債権者平等の原則

債権者平等の原則とは 金融機関と交渉する場合、各金融機関に提案する内容は、一律に同条件が原則です。 会社が倒産した場合、裁判所の倒産手続では、債権者は平等に取り扱われるという「債権者平等の原則」があります。 裁判外でのリスケや債権放棄でも、...
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債務超過の会社を売却する方法

債務超過の会社を売却する方法としては、3つの方法があります。「株式譲渡」、「事業譲渡」、「会社分割(吸収分割・新設分割)」の主に3種類です。(他にもあります)株式譲渡株式譲渡は株式を売却することで、会社の支配権や経営権を譲るという方法です。...
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第二会社を使った事業再生の進め方

第二会社を使った事業再生、事業承継を進める手順や具体的なスキームは、各会社の状況で大きく異なります。財務内容(債務超過の有無)事業内容(今後の成長性)金融機関と取引状況(延滞の有無、保証協会付)借入残高(譲渡価格との比較)担保、担保不動産、...
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事業譲渡で対外への迷惑を最小限にする

取引先への迷惑を最小限にする取引先に迷惑をかけないためにも、事業譲渡は有益です。会社が廃業してしまえば、取引先との契約は終わってしまいます。取引先に迷惑をかけることにもなります。場合によっては違約金が発生することもあります。事業譲渡した優良...
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事業再生・倒産・廃業支援

1. 事業再生・倒産 会社が経営不振になった場合、経営改善だけでは業績を改善し、正常な会社に戻ることができません。 なぜなら税金と返済分まで稼がないといけないからです 事業再生とは、経営改善だけでは正常な企業活動に戻ることができない場合に、...
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銀行融資、提出資料の過剰な対応に注意

融資提出資料の考え方ポイント・銀行員が「なぜ資料提出を求めているか」を理解する・経理財務担当者等は「資料の出しすぎに注意」・虚偽記載は厳禁。後日、根拠資料提出を求められる資料の重要性融資を申し込むと銀行の担当者から、資料の提出を求められるま...
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第二会社(別会社)による事業再生とは詐害行為として訴えられる可能性はあるのか

事業再生の主な手法は、1 リスケ(元本返済ゼロ)と経費削減等経営改善により利益を出し、リスケ期間中に資金を蓄えた後、返済を正常化させる、というものです。2 リスケ以外の方法として、「第二会社による事業再生」について解説します。第二会社(別会...