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李永鍋(リヨンファ)コラム

不動産の売却を業者に依頼をしたが、買い手が見つからないまま1年経っています。

Q.不動産の売却を業者に依頼をしたが、買い手が見つからないまま1年経っています。売却が進まないため、引越しの予定も立たず、生活再建の目途がなかなか立ちません。何か良い方法はありますか?A.依頼している不動産業者に販売方法を確認したり、売却活...
任意売却

連帯保証人がいても任意売却できるか?

連帯保証人がいても任意売却することは可能です。連帯保証人の協力と信頼関係が必要です。滞納が発生した時点で債権者から連帯保証人に対し督促が行われています。そこで、謝罪したうえですべてを説明し、できる限り迷惑を掛けないよう手続きをしなければなり...
事業再生

会社分割の濫用 詐害行為取消し

2014(平成26)年に改正される前の会社法では、会社分物の際に、分割後も引き続き分割会社(旧会社)に債務の履行を請求することができる債権者は債権者保護手続の対象外でした。新会社に債務を移転しない債権者や、 新会社に債務移転された場合でも、...
第二会社

第二会社方式

(1)第二会社方式のメリット過剰債務を免除してもらえる。事業の継続が可能となります。取引業者に対する債権についてすべて第二会社に承継することができます。事業価値の毀損も最小限に留めることが可能です。(2) 第二会社方式の問題点第二会社方式は...
M&A

スポンサー型の事業再生M&A

第二会社方式の注意点でもお伝えした、詐害行為リスクや譲渡後の資金繰りを考えるとスポンサー型の事業再生M&Aによるスキームが中小企業にとっては望ましいです。「適正」という観点からスポンサーがいない場合(関連会社間)の第二会社方式を採用した場合...
任意売却

任意売却のメリット

任意売却のメリット1実勢価格に近い価格で売れる普通の不動産取引の方法で売却するため、競売による売却より実勢価格に近い価格で売却することが可能です。不動産を高く売却するには多くの購入検討者に情報を届ける販売活動と、良い条件で購入する人を探す時...
李永鍋(リヨンファ)コラム

正直に誠意を持って債権者と向き合うことが大事

最近は、任意売却やリースバック、事業再生、第二会社方式、再生M&Aなどの言葉も浸透してきました。言葉そのものや、手続きにはさほど大きな意味はありません。依頼者は自分の要望が叶うかが大事です。「借金の悩み」が消えると言うことです。借金が消える...
廃業

私的整理で注意すべきこと

(1) 衡平性民事再生や会社更生のような法的整理では、債権者については平等に取り扱わなければならないとされております(民事再生法155条1項本文、会社更生法168条1項本文参照)。実体法上同じ性質の権利について不平等な扱いをすることは、債権...
事業再生

第二会社方式

第二会社方式が、私的整理の一環として、全ての金融機関等の同意の下で行われば問題はありません。1 債務者は第二会社において事業再生できます。2 金融機関は事業譲渡・会社分割の対価によって債権回収を果たせます。3 取引先は、そのまま取引きを継続...
任意売却

私的整理にも種類がある

私的整理は、メリットがある反面、手続の公平性や透明性を確保することが難しく、債権者の信頼を得られない場合があります。債権者の信頼や理解が得られず、私的整理が進まないことがあります。 この私的整理のデメリットを補うべく、私的整理を行うにあたっ...