倒産は経営者にとって辛く厳しいものです

李永鍋(リヨンファ)コラム

資金繰りが厳しくなったときに倒産を避けるため、銀行から融資を受ける、株式を発行して出資を受ける、友人・知人・取引先などから借り入れをする等により資金を調達し、資金繰りすることになります。

最悪の場合ヤミ金などからも資金調達する経営者もいます。

思うように資金の調達が出来ない場合、返済額を減らす、一時的に支払いを止める、支払いを延期するなどいわゆるリスケを行うことで、資金繰りを改善します。

このリスケをしている間にリストラなどをして経営を建て直し、資金繰りを正常化することになります。

リスケをしてもなお資金繰りが改善せず、数ヵ月後に資金ショートになる場合には倒産を避けることは難しくなります。

( ※倒産とは、法律用語ではなく、主に企業が経済的に破綻した場合に使われる事実状態を表す用語。)

資金が底を尽くまで頑張るというのは、経営者として立派な心意気であると思います。

結果として最後まで助けてくれた取引先や金融機関、従業員に大きな迷惑をかけることになります。

早め早めの対応により、取引先・従業員・金融機関に対してなるべく迷惑をかけないようにすることが、再起を図るうえで重要なことです。

迷惑をかけないために事業再生を決断をしても、何をどうするのか、そして、何から手をつけたら良いのか、初めての経験という経営者がほとんどです。不安になり実行に移すことができなと思います。

事業再生のメリット、再生の手法や再生手続の流れなどを知ってもらうことが、不安解消の助けとなり、再起を果たすための第一歩を踏み出すきっかけになると考えてます。そのために必要な情報を発信します。

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アーク司法書士法人 代表社員 李永鍋

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