年金事務所
社会保険料が払えない場合、まずは管轄の年金事務所に出向き、粘り強く交渉します。
年金事務所の担当者は敵ではありません。
会社が社会保険料を払えない状況をなんとかしようと一緒に考えてくれます。
相手の気持ちや立場を考えながら、自分の状況を伝え、一緒に妥協点を探していきましょう。
弁護士
法律上の社会保険滞納の清算方法を考えてくれます。
相談の返答として一番多いのは、倒産(清算、特別清算)、自己破産による社会保険滞納分の清算を提案してくるパターンです。
社長の今後を考え何とか倒産、自己破産しないで済む方法は期待しない方がいいです。
法律にのっとった倒産、自己破産からの社会保険料滞納分の清算を検討中でしたら、弁護士が最も適任ですので、安心してお任せしてください。
社会保険労務士
社会保険、年金のプロフェッショナルです。
経営コンサルタント
自称経営コンサルタントも数多くいますので、注意は必要です。
依頼者が銀行や年金事務所と交渉する際に同席しない
社長本人に「自分だけで交渉をします」という強い意志があれば別ですが、私たちは基本的に銀行、年金事務所には同席します。
社長1人で訪問し、状況を後から報告してもらっても、その場の雰囲気が分からず、的確な指示が出せないからです。
現場に行かずに伝聞だけで内容を把握していては、的確な指示は出せません。
自分の経験を基にした「凄腕の経営コンサルタント」がいますが、経験もない「自称経営コンサルタント」の方が圧倒的に多いので、注意してください。
