会社整理には、大きく分けて「法的整理 と「私的整理(任意整理)」の2つがあります。
「法的整理」にも「私的整理」にもメリット・デメリットが あります。事業内容や債権者、会社の実情などにより、適切な方法を選んでください。
法的整理とはどんな手続きか
「法的整理」は法律にもとづいて会社を整理するもので、必ず裁判所が関与します。 さらに、「法的整理」のしかたは、民事再生や会社更生など、 会社や事業を再建していく 「再建型」と、会社を清算させてしまう、破産や特別清算などと同様の「清算型」の2つの方法に分類されます。
再建型は、会社や事業の再建を目的とした法的手続きです。 債権者の協力を得て、 既存の事業を継続し、事業収益から債権者への弁済を行ない、会社や事業の再建をめざすものとなります。
清算型は、法人としての会社を清算し、消滅させるこ とを目的とした法的手続きです。 裁判所や破産管財人などの監督のもと会社の資産を換価して債権者に分配します。
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