事業再生私的整理で注意すべきこと (1) 衡平性民事再生や会社更生のような法的整理では、債権者については平等に取り扱わなければならないとされております(民事再生法155条1項本文、会社更生法168条1項本文参照)。実体法上同じ性質の権利について不平等な扱いをすることは、債権... 2025.08.08事業再生廃業
事業再生短期的な資金繰りを改善する 「粉飾決算等はしない 」(1) 短期的な資金調達の手段として、粉飾決算をした決算書を見せて金融機関から融資を受けることは、絶対にすべきではありません。会社が粉飾決算をしていなければ、金融機関は融資をしなかったわけですから、会社が粉飾決算をし... 2025.08.06事業再生資金繰り
事業再生元本の返済猶予に加えて、 利払いの減免も受けられますか? Q元本の返済猶予に加えて、 利払いの減免も受けられますか?A原則できません。例外で認められることもあります。リスケのほとんどは、元金返済の減額または繰延べであり、利息の支払猶予や減免はほとんど行われていません。債務者区分の改善が見込まれるケ... 2025.08.04事業再生資金繰り
事業再生業績悪化から倒産に至る過程 リスケや倒産に追い込まれる会社に共通する特徴は「借入金が多い」という点です。今も昔も、倒産するのは借金の多い会社です。借金が増える主な理由は赤字が続くことです。要するに「赤字で借金が膨らんだ会社が倒産する」ということです。赤字が倒産の原因で... 2025.08.03事業再生資金繰り
李永鍋(リヨンファ)コラム一言コンサルティングを始めた理由 「お金で悩んでる人を助ける!」を合言葉に私は司法書士になって債務整理案件3,000件ほどしてきました。その中で感じたことがあります。「もっと早く相談に来れば良かったのに」しかしほとんどの相談者の方たちはそんなすぐに行動をしません。ギリギリに... 2025.07.30李永鍋(リヨンファ)コラム
事業再生リスケ後の追加融資の可能性 Qリスケを受けた後、追加融資を受けることは可能か?A「全行一律型」では、ほとんど受けられません。ケース毎ですがが、基本的には難しいです。 リスケには、大きく以下の3タイプがあります。①信用保証協会や公的金融機関の借換え制度を活用する「公的制... 2025.07.29事業再生資金繰り
事業再生営業利益、現金収支を黒字にすることに注力する。 そうしないと、いずれ、借り入れができない時がきます。毎月の固定費に借入返済も膨らみ、通帳残高は徐々に減っていき、カードや家賃の口座引落しが遅れがちになります。さらに社会保険、税金の滞納です。まず、社会保険の口座振替が残高不足で引き落とされな... 2025.07.28事業再生社会保険滞納資金繰り
事業再生私的整理の依頼を受けた方たちが、復活してます。 サラリーマンや、再起業など形はそれぞれです。共通して言えることは、収支が黒字だと言うことです。結局、支払い(金融機関、貸金業など)がゼロでも収支が赤字だと再生できません。赤字の会社を廃業して、サラリーマンでも良し、赤字の事業を止めて、第二会... 2025.07.24事業再生資金繰り
第二会社資金繰り改善と第二会社方式 第二会社方式は、会社が経営危機に陥った際に、その中の黒字事業を新会社に移し、赤字事業は旧会社に残すことで、事業の再生を図る手法です。資金繰り改善債務整理: 新会社には、旧会社の債務が引継がれないため(資産分だけ引継ぐ場合も有り)、債務負担が... 2025.07.22第二会社資金繰り
李永鍋(リヨンファ)コラム過去を振り返る、そして今があります 過去を振り返るそして今がありますみなさんありがとうございますーーー代表者あいさつこんにちはアーク司法書士事務所の李 永鍋(り よんふぁ)です2006年に司法書士事務所を開業してから今日に至るまで、私にとって大きな失敗が2つありましたこの2つ... 2025.07.18李永鍋(リヨンファ)コラム