リスケ先でもプロパー融資が下りる金融機関はある

事業再生

リスケをすると、通常は、プロパー借入及び保証協会付の新規借り入れはできません。

一部の金融機関では、リスケを実施している企業に対しても、企業努力により、利益体質に転換してきたところには、特別に短期プロパーにて融資を実行しているところも見られます。

地方の信組、信金に実際に実行された例が出てきております。金額は300万程度ですが、期間6か月、3ヶ月据え置きで4か月目から100万の分割返済の条件でした。その企業は、まだ大幅な債務超過の状態ではありますが、2年連続で営業利益を黒字化させてきた実績をもっております。

その信組では、今回の融資を一度完済してくれれば、次は増額の融資を検討するとの話を聞いております。実績を積み重ねていけば、金額の増額及び期間の長期化も期待できます。

その際には「資金繰り表」での説明が効果的です!短期であっても、返済の絵が描ける資金繰り表を提出することが、借入の道を開くと思います。

リスケ先でも借入の道は開けることについて、お話ししましたが、細かい点はまだまだあります、個別の事案によって考え方も変わってきます。自社はどうかと思われる先がありましたら、何なりとお問い合わせください。

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アーク司法書士法人 代表社員 李永鍋

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